旧試験のR&Sに相当する CCIE Enterprise Infrastructure試験の内容についてざっくりと整理します。
認定までのステップ
- ENCOR試験(350-401)に合格する
- ラボ試験に合格する
私は1. のENCOR試験は合格済みであるため、2.ラボ試験 に向けて準備を進めます。
ラボ試験の内容
注:章の名称はわかりやすくするためざっくり書いています。正確な名称を知りたい方は本家Cisco様のサイトなどをご確認ください(^^;)
1.0 ネットワークインフラ 30% → L2/L3要素
2.0 SDN 25% → SD-AccessやSD-WAN
3.0 VPN 15% → MPLS、DMVPN
4.0 セキュリティとサービス 15% → CoPP、AAA、ACLや、管理設定、QoS、FHRP、IP SLA、NetFlow、SPANなど
5.0 インフラの自動化 15% → データ形式(JSON/XML)、EEM、ゲストシェル、API、Python、gRPCなど
ラボ試験の形式
従来(R&S試験):診断、トラブルシューティング、コンフィグレーション
現在(EI試験):次の2つのモジュールで構成される
モジュール1(3時間):Design(シナリオベース)
モジュール2(5時間):Deploy、Operate、Optimize(ハンズオン+Webベースアイテム)
Webベースアイテムって何でしょうね・・・
なお、各モジュールにはいわゆる足切りラインがあるようです。
学習方針
いやー、範囲が広くてどこから手を付けるか迷います。
ですが、「1.0 ネットワークインフラ」を理解せずに「2.0 SDN」や「3.0 VPN」に手を出すと訳わからなくなり効率が悪そうな気がします。
「4.0 セキュリティとサービス」は、バラエティに富んだ内容ではあるものの、連続的ではなく散発的におぼえても問題なさそうな内容が多いように見えます。
一方、「5.0 インフラの自動化」は業務経験がほぼ無いため、早々に学習を開始したほうが良いと判断しました。
私の学習方針をざっくりとまとめます。
- ネットワーク技術の学習は、「1.0 ネットワークインフラ」 →「3.0 VPN」→「2.0 SDN」の順に行う。
- 「4.0 セキュリティとサービス」は、早めにざっと全体をつかんでおく。気分転換したいときや業務で使うシーンが発生した場合など、個別の技術要素ごとに掘り下げる。
- 「5.0 インフラの自動化」は、早々に学習を開始する。
- 試験に特化した対策(外部セミナーなど)は、2022年夏頃に検討する。
教材
ある程度見つくろってはありますが、後日また掲載しようと思います。
参考ページ
CCIE Enterprise Infrastructure 認定とトレーニングプログラム